日米の政府間合意から30年がたつ普天間基地の返還をめぐり、基地の司令官は「条件が整えば次に進む」と述べ、計画を着実に進めるとの考えを示しました。
普天間基地司令官のウィリアム・パカティ―大佐は9日、基地の一般公開イベントにあわせて記者会見を開きました。
この中でパカティ―大佐は、普天間基地の返還合意の条件について「政府間で議論していることで、私が答える立場にない」としたうえで、辺野古への移設工事が遅れていることを問われ、次のように述べました。
普天間基地司令官 ウィリアム・パカティ―大佐:
「私たちは二国間合意に基づき『条件が整えば次に進む』という形で計画を進めている。そして二国間合意に沿って着実に前進している。進展があれば、その節目に応じてまた次の措置をとるということ」
またパカティー大佐は「司令官として私が最も大切にしていることは地域との関係性だ」として、夜間飛行の制限や学校行事がある日に飛行を控えるなど「市側からの要請に可能な限り応えている」と述べました。
このほか、県の調査で普天間基地につながる下水道などから高濃度のPFASが検出されていることに関連し、「沖縄や日本の米軍司令官は環境問題に非常に深い関心を持っている」と強調。
その一方で、県が近く、再度米軍に立ち入り調査の許可を申請する方針であることへの対応については、回答しませんでした。








