警備会社「ALSOK」グループの元警備員の男が東京都内の銀行のATMから現金1億円以上を盗んだとして、警視庁に逮捕されたことがわかりました。

窃盗の疑いで逮捕されたのは、警備会社「ALSOK」グループの元警備員・大山剛容疑者(57)です。

大山容疑者は去年12月、複数回にわたって、当時、勤めていた警備会社が管理を委託されている東京都内の銀行のATMから、あわせて1億3500万円を盗んだ疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、大山容疑者はATMを管理する現場の責任者を務めていて、同僚の警備員が他の部屋にいる隙に犯行を繰り返したとみられています。

大山容疑者は去年末以降、会社を休み、行方が分からなくなっていましたが、京都にいることが分かり、きのう逮捕されました。

調べに対し、大山容疑者は容疑を認め、「仕事に不満があった」「風俗や競馬、高級ブランド品の購入に充てた」と供述しているということです。

「ALSOK」グループは取材に対し、「今回の事態を重く受け止め、直ちにグループの内部管理体制の改善強化を行うとともに、倫理教育、およびコンプライアンス教育など、社員教育を再度徹底し、ALSOKグループ一丸となって、信頼回復に全力を傾注し、再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。