2024年のエミー賞で、史上最多18部門を制覇した大ヒットドラマ「SHOGUN 将軍」で衣装の “スペシャリスト” を担った沖縄出身の女性がいます。ハリウッドで活躍する衣装デザイナー・着物スペシャリストの押元須上子(おしもと・すえこ)さん。沖縄から38歳で渡米し27年がたった今、沖縄での新たな挑戦に臨もうとしています。(聞き手 下地麗子)
3月。
押元須上子さんの姿は、千葉県市川市にありました。年末に沖縄での上演を控える舞台の参考にしようと、着物や小物探しをしていました。
押元さんが衣装を担当する舞台は、国内外で活躍する演出家の粟國淳らが参加する作品、1960年に東京で初演された「沖縄物語」です。1982年には沖縄の日本復帰10年を記念して再演され、過去3度東京で上演されましたが、沖縄ではまだ一度も上演が実現していない作品です。








