3月末、米軍が嘉手納基地でパラシュート降下訓練を2日連続で実施したことをめぐり、県は2日、外務省沖縄事務所などに訓練を実施しないことなどを求め抗議しました。
県が中止を求めるなか、米軍は先月28日から2日間、嘉手納基地の上空でパラシュート降下訓練を強行しました。
土日の2日間実施するのは、県が把握するなかで初めてのことで、さらに2日間で訓練に参加した兵士は130人にのぼり、過去最多の数です。
これを受け、県は外務省の紀谷昌彦沖縄担当大使と沖縄防衛局の村井勝局長を県庁に呼び出し、抗議しました。

宮城嗣吉 副知事:
「SACO最終報告の趣旨に逆行するものであり到底受け入れられず、極めて遺憾です」
外務省沖縄事務所 紀谷昌彦 大使:
「米側からは、日米間の合意に基づき例外的な場合に嘉手納飛行場を使用するとの説明があったところです」
沖縄防衛局 村井勝 局長:
「今般の訓練が”例外的”に該当すると、米側が判断した具体的事情につきましては引き続き確認中でございます」
これに対し宮城副知事は「例外的要件に該当するか、日米間で事前に確認されず実施されたのであれば、例外的要件が有名無実化していると言わざるを得ない」と苦言を呈し、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施しないよう米側に働きかけることを繰り返し求めました。
米軍のパラシュート降下訓練をめぐっては、かつて読谷補助飛行場で行っていた訓練は、原則、伊江島で行うことが日米で合意されていますが、嘉手納基地での実施が常態化していて、県は今後米軍にも抗議する方針です。








