先月16日に沖縄・名護市辺野古沖で修学旅行生らを乗せた船が転覆して2人が死亡した事故について、普天間基地の辺野古移設工事が行われている現場海域を案内していた団体、「ヘリ基地反対協議会」が2日、会のHPに『転覆事故に対する謝罪と対応について』とする文章を掲載しているのが確認されました。

同会は、普天間基地の代替施設の移設先として名護市辺野古・大浦湾が浮上した1997年に前身団体が結成され、基地ゲート前での座り込み行動など移設反対運動を取り仕切ってきた団体です。

事故当日は、普段抗議船として使っている船に修学旅行中の高校生らを乗せて現場海域を案内していました。

転覆事故があった名護市辺野古沖

掲載された文章では、「平和を学び、命の尊さを知るための活動の場で、あろうことか私たちがその尊い命を守りきれなかったことに対し、深く重い責任を感じております」

「家族を突然奪われたご遺族の皆様、被害にあわれた皆様、大切な友人を亡くされた高校生の皆様、多大なるご心労をおかけした学校関係者と保護者の皆様、ならびに関係各位に対し、筆舌に尽くしがたい悲しみを与えてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます」

「今回の事故の責任団体として、各機関による事故原因究明に全面協力するとともに、被害者の皆様及びご遺族への謝罪と償いに全力を注いでまいります」などとして、責任を認め謝罪、償いの意思を示しています。

事故原因については、会から発表できる段階になった際にはあらためて報告する考えも示しています。