米軍普天間基地で連日戦闘機による騒音が相次いでいることについて、宜野湾市の佐喜真淳市長が沖縄防衛局と外務省沖縄事務所に抗議し、外来機の飛来禁止などを求めました。

宜野湾市によりますと今月4日以降、嘉手納基地での即応訓練の一環とみられる戦闘機の飛来の影響で連日、騒音が発生しています。会話がほとんど成り立たないとされる100デシベルを超える騒音は4日からきのうにかけて73回確認されていて、6日までに市民から236件の苦情が寄せられています。
7日午前、宜野湾市の佐喜眞市長は外務省沖縄事務所と沖縄防衛局を訪れ、騒音被害に抗議し、外来機の飛来禁止や航空機騒音規制措置の順守などを求めました。

▼佐喜眞淳 宜野湾市長
「外来機による更なる騒音被害により、一日中休まる暇もなく負担の限界を超えており、断じて容認できるものではありません」
沖縄防衛局の村井勝局長は、「米軍に対し騒音規制措置の順守や周辺地域への影響を最小限にとどめるよう強く求めていく」と述べました。
▼村井勝 沖縄防衛局長
「今回の戦闘機の運用による影響につきまして、改めて米側に対し、申し入れを行ったところでございます」

日米両政府が定めた航空機騒音規制措置では午後10時から午前6時までの飛行が制限されていますが、那覇市内では6日にも、午後10時ごろに飛行する米軍のF-35戦闘機が確認されました。








