加齢やストレスによる性ホルモンの低下などが原因で心身に異常が生じる「男性の更年期障害」を考えるセミナーが先月、那覇市で行われました。
セミナーで講師を務めた琉球大学医学部(泌尿器科)の秋元隆宏医師によると、男性ホルモンは20代を境に年に1%~2%ずつ減少し、肥満や不眠などの症状を引き起こします。

一方で、男性にもこうした更年期障害が現れることを知っている人は男性の10%~15%程度しかおらず症状に気づきにくいということで、睡眠や運動、食事などの生活習慣を見直すことが大切だと説明しました。
参加者は、更年期症状の程度を判定するセルフチェックや予防に効果があるとされる運動法(ハーフスクワット)などを実践形式で学びました。
セミナーを主催した沖縄セルラーは、働き盛り世代の健康課題について今後も県内企業や関係機関と連携しながら「健康経営」を進めていきたいとしています。








