4日、自民党の新総裁に選ばれた高市早苗氏。2006年、第1次安倍内閣で初入閣した際に与えられたのが沖縄担当大臣ポストでした。

当時は米軍普天間基地の県内移設について、政府と沖縄側の対話が活発に行われた時期。保守派の稲嶺県政は辺野古沿岸部の埋め立てを容認しておらず、沖縄担当大臣に着任した高市氏は「辺野古移設」に沖縄側の理解を求める立場でした。

2006年当時、沖縄担当大臣だった高市氏

▼沖縄担当大臣当時(2006年9月)
「特に普天間飛行場移設に係る取り組み、これをきっちりと進めていく、そして沖縄の皆様のお声を聞きながら安心と安全の確保に取り組んで参ると」

その後も自民党本部の役員として、沖縄を訪問。自民党沖縄県連に対し、移設問題をめぐり党本部と足並みを揃えるよう迫りました。