琉球放送の創立70周年を記念してTBSと共同製作した映画「太陽(ティダ)の運命」の公開半年を記念して、27日、監督らによるトークセッションが行われました。


映画「太陽の運命」は、沖縄県知事だった大田昌秀氏と翁長雄志氏の2人を中心に、アメリカ軍普天間基地の移設をめぐる30年の歴史を紐解き、2人の半生に迫ったドキュメンタリーです。


27日那覇市の桜坂劇場で、佐古忠彦監督と『沖縄県知事』『大田昌秀』の著書を持つ沖縄国際大学・野添文彬教授が登壇するトークセッションが行われました


▼佐古忠彦監督「沖縄県の現代史を描いているけれども、実はその先に見えるのはこの国の姿だと思う」
▼野添文彬教授「翁長知事・大田知事の姿が感動的である一方、私たち日本人にこの国のあり方を突きつけてくるのが印象的だった」

9月28日は大田昌秀氏の出身地・久米島の具志川農村環境改善センターでも映画の上映会が行われ、上映後にはそれぞれ佐古監督の舞台挨拶が行われます。