熱戦が続く東京世界陸上。2019年以来三大会ぶりの出場となった豊見城市出身の津波響樹選手が、男子走り幅跳びの予選に挑みました。
15日も5万人超えの観客が国立競技場につめかけた、世界陸上イブニングセッション。
▼津波響樹 選手
「国立で何回も試合をしてきたんですけど、こんなに3階のスタンドまで埋まっているという国立は本当に初めて」
味わったことのない特別な雰囲気の中で、楽しんで競技にのぞめたという津波響樹の1回目の跳躍は…7m42。思うような跳躍ができません。
2回目も記録が伸ばせない津波ですが、その感触は…
▼監督と話す津波選手
「悪くない、悪くない」
決勝進出がかかる3回目の跳躍は…わずかに踏み切りを超えてファール。自身の力を出せず初の決勝進出はなりませんでした。
▼津波響樹 選手
「ふがいない結果で、何しているんだろうみたいな気持ちが強いですね。どんな時でも世界で戦える人たちは、どういう状況でもちゃんと決勝に残ってくると改めて感じました。もう一回世界の舞台に戻ってきて、世界のトップたちと肩を並べられるような結果を残せるよう頑張っていきたいです」