4日は、旧盆初日の「ウンケー」です。先祖を迎える準備のため、牧志公設市場で食材を買い求める姿がみられました。

4日午前、那覇市の牧志公設市場には、紅白かまぼこや中身汁の豚の内臓など、旧盆料理に欠かせない食材や、供えものの準備を急ぐ買い物客が訪れていました。

▼精肉店の店員
「今日より昨日が売れた。普通より倍売れた」
▼買い物客
「中身、コーグヮーシ、スンシーを買いました。中身はゆでて、こんにゃくを入れて作ります」
▼買い物客
「ウークイの重箱用。中身汁と重箱と、今日はウンケーのジューシーを作ります」
ー物価高が続いているがメニューに変更は?
「これは伝統ものだからあまり変えられない。変えたくても変えられません」

公設市場によりますと、最近は中身汁などを手作りする人は減っていて、パックなどを購入する人が増えているため、旧盆の食材を市場で買い求める人は減少傾向にあるということです。

沖縄の旧盆は、6日(土)の「ウークイ」まで続きます。