米海兵隊の新型地対艦ミサイル「NMESIS(ネメシス)」が、海兵隊基地・キャンプハンセンに配備されることが米軍への取材で分かりました。来月、石垣島などで行われる日米共同訓練でも展開する方針です。

「NMESIS」は遠隔で操作することが可能で、射程は180キロ超、運搬の手軽さなどからも離島防衛を想定した展開が進められています。

関係者によりますと、陸上自衛隊とアメリカ軍は共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」を来月に実施する予定で、この訓練に「NMESIS」を石垣島に展開する方針だということです。日本国内での展開は初めてとみられます。

また米海兵隊は今後、金武町のキャンプ・ハンセンを拠点とする第12海兵沿岸連隊に「NMESIS」を配備する方針です。