沖縄防衛局の伊藤晋哉局長が29日、県庁に玉城知事を訪ね、退任を報告しました。

▼沖縄防衛局 伊藤晋哉 局長
「米軍基地がやはり多数、引き続いて集中している中で、基地の返還の計画をしっかり目に見える形で進めるということが一つの大きな課題だと考えて取り組んできたつもり」

伊藤局長は今回で2度目となった沖縄での勤務を振り返り、様々な課題の解決に向け引き続き東京で職務にあたりたいと述べました。玉城知事は災害対応や不発弾処理など自衛隊の活動に感謝を述べつつ、防衛局が進める普天間基地の辺野古移設については「認められない」として改めて対話による解決を呼びかけました。また相次ぐ米軍関係者の事件の再発防止に引き続き協力を求めました。

新たな局長には防衛省地方協力局の村井勝総務課長が来月着任します。