小中学生たちが全国大会への切符をかけ戦うジュニアオリンピック九州地区予選。
▼沖縄フリッパーズ 下道丈慈 主将(小6)
「今は緊張しているんですけど、あとは勝てばいいって感じです」
小学生の部で3年ぶりの全国大会出場をめざす沖縄フリッパーズ。

▼沖縄フリッパーズ 大田祐輔 コーチ
「沖縄フリッパーズは3年間全国大会から遠ざかっている状態なので、すごく悔しい思いをしてきた子どもたちなので、全国大会を決めたいと思います」

▼沖縄フリッパーズ 大田祐輔 コーチ
「お前らのホームだよ、3年間に1回のホーム、お前らが必ず有利だから、お前らをみんな応援している。感謝の気持ちを忘れないでやってください。この試合も集中していきましょう、オッケー」

ビートスイミング宮崎との初戦。第1ピリオドからゴールを奪う青の帽子のフリッパーズ。

注目はキャプテン、小学6年の下道丈慈。相手ディフェンスを交わす「回し込み」で、得点を量産します。

▼沖縄フリッパーズ 大田祐輔 コーチ
「小学生であそこまでできる選手はなかなかいないと思う、大きい選手だと力任せに回し込んでっていう選手はたまにいるんですけど、下道くらい身長が小さい選手で、回し込んで自分で切り込んでいく選手はなかなかいないと思います」

ビートスイミング宮崎に11対5で勝利した沖縄フリッパーズ。キャプテンの下道は身長142センチの小柄な体格ながら5得点をマークし、チームの勝利に貢献しました。
▼沖縄フリッパーズ 下道丈慈 主将(小6)
「自分がひっぱってチームに貢献できるプレーがしたいです。(夢は)水球日本代表です」

全国大会出場がかかる準々決勝も、試合は青の帽子フリッパーズのペース。第2ピリオドに入るとフリッパーズの勢いは止まりません。ディフェンスをかわして下道が打ったシュートに反応したのは眞喜屋葵一。

▼沖縄フリッパーズ 下道丈慈 主将(小6)
「今まで練習をめっちゃ頑張ったので、これで勝たなきゃ意味がないなと思って全力を出しました」
チーム一丸、12点を奪ったフリッパーズは、鹿児島の吹上に勝利してベスト4に進出。

▼沖縄フリッパーズ 下道丈慈 主将(小6)
「(全国に行くのは)久しぶりなので、沖縄フリッパーズは知られていないので、一発目からぶちかましたいです」
小学生の部は、沖縄フリッパーズが3位入賞。さらに波之上スイミングスクールが初優勝を果たし、県勢2チームが全国大会出場を決める快挙を達成しました。
