沖縄県うるま市でサトイモ科の植物、クワズイモが思わぬところから芽を出し実をつけていて地域の人たちを驚かせています。

うるま市宇堅の県道224号線。
地域の人たちが物珍しそうに見つめるその視線の先にあるのは、サトイモ科の多年草「クワズイモ」。

なんとコンクリートの擁壁にある排水パイプのわずかな隙間から芽を出し実をつけているのです。
風か鳥によって運ばれた種が発芽したものとみられ、今では大きな葉とともに多くのつぼみもつけ高さ35センチにまでたくましく成長していて、近くの住民らを驚かせています。

▼うるま市宇堅区自治会・呉屋真紀会長
「まさかこんなところになっているとは思わずに生命力の強さにびっくりです」
一際大きな存在感を放つ「ド根性クワズイモ」がしばらくの間、地域の珍光景として注目を集めそうです。