首里高校の染織デザイン科の生徒たちが、本部町で琉球藍について学ぶ体験学習が行われました。

この体験学習は首里高校染織デザイン科の生徒が沖縄の伝統的な工芸への理解を深めることを目的に毎年、行われているものです。


ことしは33人の生徒が琉球藍の産地である本部町伊豆味の琉球藍製造所を訪れ、完成までの工程などを学びました。

生徒たちは実際に藍を手で触るなどして琉球藍への理解を深めていました。

▼首里高校染織デザイン科3年・田場明未華さん「今回初めて琉球藍製造所で、手で触れたりにおいを感じて、教科書とか映像では伝わらないことを感じ取れたなって思いました」
▼首里高校染織デザイン科3年・松元暖さん「自分は将来工芸の仕事をしたいので、伝統的な琉球藍などが途絶えないでずっと残してほしいですし、自分もそういったものを使って途絶えないようにしていきたいと思いました」

生徒たちは体験学習で学んだことを生かし、来年1月の卒業作品展に向けた制作に取り掛かります。