県内小売大手のサンエーは、随意契約による政府の備蓄米の売り渡しを申請し、28日付けで政府に承認されたと明らかにしました。

離島を含む県内すべての店舗での一斉販売を目指します。

担当者によるとサンエーは、随意契約の条件となる米の取り扱い量年間1万トンを満たしていて、27日、農林水産省に対し、2022年産の備蓄米2300トンの売り渡しを申請したということです。

その後、28日付けで備蓄米の売り渡しが確定し、政府に承認されたと明らかにしました。

担当者によると備蓄米は県内の卸業者で精米して包装することなどから、店頭に並ぶ時期は未定ですが、価格は税抜き2000円前後で検討されています。

県内ではこのほか、イオン琉球が来月中旬以降、税抜き2000円で販売すること目指し、調整を進めています。