ジャングリア沖縄の開業に伴う需要増加などの影響で名護市周辺の賃貸物件が不足し、今年4月に名桜大学に入学した生徒の一部が入居先を見つけられない状況が続いています。

大学では緊急措置として留学生用の寮や研修センターの空き部屋を一時的に提供し、現在24人を受け入れていますが、このうち13人は8月末以降も入居先が未定です。



こうした状況を受け27日、名護市の渡具知市長らは、仮住まいをしている学生と面談し現状や要望を聴き取ったほか、市や大学など関係機関が集まり、対策を話し合う協議会を初めて開きました。

協議会では、今後は不動産会社とも連携し卒業生が住んでいた物件を新入生に優先的に斡旋する仕組み作りや学生寮の建設について検討を進めることなどが確認されました。