去年から価格の高騰が続くコメ。政府が放出した備蓄米を含む商品が、県内でも店頭に並び始めました。

▼山城健太記者
「ニュースなどでは備蓄米と表現されていますが、店頭では、このようにブレンド米としてお店に並んでいます」

宜野湾市のフレッシュプラザユニオン宇地泊店では28日、備蓄米が店頭に並び始めました。

▼フレッシュプラザユニオン宇地泊店 名嘉山巧さん
「とても売れ行きが好調で、月曜日から販売して火曜日新聞にも掲載されましたけど、そこから売上げが倍くらいになってると思います」

買い物客
「安いからね、あぁ備蓄米だねーと思って。(値下げが)500円くらいだったから、助かりますよでも」
「まだ高いかなって思います」

総務省の統計によると、3月の那覇市のコメ価格は、5キロあたり5000円台となっていて、全国でも長崎市に次ぐ2番目の高値となっています。

フレッシュプラザユニオンでは、全店舗で備蓄米を取り扱っていて、担当者によりますと、しばらくは安定的に供給できるため、焦って買いだめる必要はないということです。