マグロの中でも高値で取引されるクロマグロの今シーズンの漁が始まっています。29日、石垣島では5本のクロマグロが水揚されました。


ことしの本マグロ漁は4月に入りスタートし、石垣漁港には連日釣り上げたクロマグロを積んだ漁船が入港しています。


29日朝は2隻の漁船が200キロを超える大物を次々と水揚げし、港には乗組員の家族や関係者などが詰めかけ、クロマグロと記念撮影していました。

▼第六源丸・譜久村良一船長
「ことし初物で私は手応えはバッチリですね。去年は終わるのが早かったので捕りすぎて。今年はもう少し期間が増えてほしいんだけどね」

クロマグロの今シーズンの漁獲枠は昨年より1.5倍ほど増えていて、漁の期間は5月いっぱい続くとみられています。


水揚げされた5本は、東京や京都の市場へこの日のうちに空輸され、1本100万円前後で取引されるということです。