県内の書店員が今一番読んでほしい本を選ぶ「沖縄書店大賞」が発表され、ラブコメディ漫画「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」略して「沖ツラ」が大賞を受賞しました。
沖縄の書店文化を盛り上げようと県内の書店員たちが毎年企画している「沖縄書店大賞」。
11回目のことし、沖縄部門では、ウチナーグチを話す女の子に恋する男子高校生が言葉や文化の違いに翻弄される姿を描いたラブコメディ漫画、「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」の8巻が大賞を受賞しました。

「沖ツラ」著者・空えぐみさん
「連載当初は新潮社の担当者とまずウチナーンチュに愛される漫画にしようと心がけて描いていました」
「大賞という素晴らしい賞をいただき本当にありがとうございます」
小説部門ではことし琉球大学を卒業した新進気鋭の作家、豊永浩平さんが10人以上の視点から沖縄の戦中・戦後史を描いた小説、「月ぬ走いや、馬ぬ走い」が大賞を受賞しました。

受賞した3部門8作品は今後、県内各書店の特設コーナーに並びます。