オリオンビールは、原材料の価格や物流コストの上昇を受けて、来月からビールや缶チューハイなどを最大で7%程度値上げする。
値上げの対象となるのは、来月1日以降に出荷するビールや発泡酒、缶チューハイなど約50品目で、5%から7%出荷価格を引き上げる。
値上げ前の駆け込み需要に合わせ、県内の主要な小売店舗で販売強化のキャンペーンを展開していて、24日はオリオンビールの村野一社長が自ら店頭で品出しをし、価格改定への理解を呼びかけた。
▼オリオンビール 村野一社長
「原材料、運賃、光熱費などが値上がりしており、コスト削減では追いつけないということがございます」「消費者の方が最後、対価を払っていただくことになるので」「少しでも県民に喜んでいただける製品を作りたい」
オリオンビールの値上げは2022年10月以降2年半ぶり。全国大手のアサヒビール、キリンビール、サントリーなども来月からそれぞれ値上げを決めている。