2日夜、石垣島の沖合を航海していた台湾漁船で火災が発生し、乗員7人のうち5人は救助されましたが、残る2人が行方不明となっています。

石垣海上保安部によりますと2日午後7時過ぎ、石垣島の北北西の沖合で、台湾籍の1人とインドネシア人6人が乗った漁船で火災が発生したと、台湾の救助機関から情報が入りました。

乗員7人のうち5人は海に飛び込み、近くを航海していた別の台湾漁船に救助されましたが、残る台湾籍の1人とインドネシア人の乗員2人の行方が分からなくなりました。

石垣海上保安部などが、巡視船3隻と航空機2機を出して捜索にあたっているということです。

台湾メディアによりますとこの船は先週水曜日に台湾・新台北市の漁港を出発したということで、火災の火元はエンジンルームとみられると報じています。