那覇空港で6日、大規模な航空機事故を想定した訓練が行われました。

訓練には、空港関係者や国内外の航空会社のほか、医師や消防、警察など58機関323人が参加しました。

訓練は航空機が離陸中にタイヤが破裂して、西側の海に落ちたという想定で行われました。けが人の重症度に応じて治療の優先順位を決める「トリアージ」や、ドクターヘリでの搬送など一連の流れが確認されました。

▼那覇空港事務所 大口陽山 空港長
「那覇空港の安全・安心の確保を第一優先に考えていて、定例的に訓練を重ねることで関係者間の意思の疎通・連携の強化を進めている」

那覇空港事務所は、今回の訓練で各医療機関との連携に課題が見つかったということで、今後も取り組みを続け連携を強化していきたいとしています。