任期満了にともなう宮古島市長選挙が19日行われ、新人で前副市長の嘉数登(かかず・のぼる)さんが初当選を果たしました。嘉数さんは9345票を獲得し、現職の座喜味一幸さんに2245票の差をつけました。
▼初当選・嘉数登さん
「私ひとりの勝利ではなくて、市民の勝利、チームの勝利だと思っています」「市民が真ん中の、豊かで明るい宮古島市を作っていきたい」
宮古島市長選挙は1期4年の座喜味市政に対する評価や高騰する住居費問題への対策などが主な争点となっていました。当選した嘉数さんは、主な公約として掲げていた少子化対策や若者の定住促進、人手不足対策にフォーカスして取り組みたいと意気込みを話しました。
立憲、共産、社民、社大から推薦を受けた現職の座喜味さんは及びませんでした。

▼座喜味一幸さん
「市民への浸透、政策に対する評価を含めて」「これまでの4年間の評価ということもありますから、率直に受け止めたい」
投票率は58.99%で前回選挙を6.65ポイント下回り過去最低となりました。