宮里美香はベテランらしいゴルフ
同じく1アンダーからのスタートしたのは、産休制度を利用して今季ツアー復帰した宮里美香。序盤で2つスコアを落とすも、そこからベテランらしい粘りを見せます。
なかなかバーディが来ない我慢の展開ながら、後半ノーボギーと安定感のあるゴルフ。新垣と並ぶトータル1オーバーで締めくくりました。

▽宮里美香
「メジャーが沖縄で開催されたことはすごく嬉しいことでしたし、ましてや現役でプレー出来たことは本当に素晴らしいこと。その中で4日間戦えて、上位争いすることは出来なかったですけど、みなさんの前でプレーできて楽しかったです」
荒川怜郁はやや悔いの残る最終日
攻めの姿勢を見せたのは、プロ2年目の荒川怜郁。最終日は「スコアを上げるだけ」と11・12番と連続バーディ。前半から、幸先よいスタートを切ります。
18番・パー5でも得意の飛距離をいかしてチャンスを作り、前半3つ目のバーディを奪いスコアを伸ばしますが、後半バックナインに入ると、課題のショットで精彩を欠き3連続ボギー。
前半の貯金を使い果たし、トータル3オーバー、64位で、4日間の戦いを終えました。

▽荒川怜郁
「暑くて疲れたというのが一番大きいんですけど、地元開催だったので、いい順位で、戦って終わりたかった」
「残りの試合も少ない。一生懸命頑張って、1つでもいいランキングで終わって、
来年に繋げていけるゴルフが出来たらいいなと思います」
優勝は初日から独走の竹田麗央
熾烈な優勝争いを制したのは、初日からトップを守り、19アンダーの大会最少スコアを出した竹田麗央。自身初のメジャータイトルを獲得しました。