沖縄地方から遠ざかりつつある大型で強い台風3号は、先島諸島を中心に各地に爪痕を残しました。

与那国島では、24日午後に最大瞬間風速50.2メートルを観測するなど、猛烈な風が吹きました。各地で停電も発生し、夕方頃には一時、八重山地方で1400戸以上が停電しました。

また、きょう25日未明には石垣島地方に「線状降水帯」が発生し、石垣市内では道路が冠水したり畑に水が溢れる被害が確認されました。
雨風が弱まった今朝、市街地では事業者らが路上に散らばった木の枝や葉っぱの後片付けに追われていました。

台風は沖縄から遠ざかりつつありますが、石垣島と周辺離島を結ぶ海の便は25日も全便欠航が決まっています。

また空の便も先島諸島と各地を結ぶ一部の便が欠航となっていて、台風の影響はもうしばらく続きそうです。