沖縄気象台は24日、台風3号の接近に伴い線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして、八重山地方と宮古島地方に線状降水帯の予測情報を発表しています。
「線状降水帯」とは

「線状降水帯」とは、次々と発生する積乱雲が列をなし、長時間にわたり同じ地域に大雨が降る現象で、発生すると大雨災害が起きる可能性が非常に高くなります。
台風3号の影響による線状降水帯が発生して、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性のある地域と期間は、以下の通りです。
▼八重山地方 24日夜にかけて
▼宮古島地方 24日夜にかけて
24日午前6時から25日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
▼沖縄本島地方 150ミリ
▼宮古島地方 200ミリ
▼八重山地方 250ミリ

ただ、線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増え、災害が発生する危険度が急激に高まる可能性があります。