18日未明、嘉手納基地に所属するアメリカ空軍兵長の男が那覇市で酒を飲んだ状態で車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは嘉手納基地所属の米空軍兵長、カート・ウィリアム・フェルダー容疑者(24)で、18日午前3時半ごろ、那覇市の市道で酒を飲んだ状態で車を運転した疑いがもたれています。

フェルダー容疑者が運転していた車の前方のライトが切れていたため、警察官が職務質問し呼気を調べたところ、基準値の約3倍のアルコールが検出されたということです。

フェルダー容疑者は逮捕時の調べに対しては黙秘していますが、職務質問を受けた際は「酒が残っていないと思って運転した」などと話していたということです。


米軍は先週、相次いで発覚した性暴力事件や飲酒運転などに対処するとして駐日米国大使と在沖米軍トップが合同で声明を発表し、「軍施設から外出する運転手の飲酒チェックを既に強化」していると表明したばかりです。