まるで過去の遺物のような扱いの二千円札。それでも記念紙幣として保管する人は少なくないようで、首里城公園内の売店でも。
ーどうして二千円札を?
▽店員 「お客さんが欲しがるから。両替で。「いつも準備していますね」
ーどういった方が…
▽店員 「修学旅行生、特に多いですね。記念に持って帰りたいみたい」「首里城が再来年できる(再建される)し、もしかしたら首里城が出来上がったら、欲しがる人多いと思いますよ」
日本銀行の統計によると、全国に出回っている二千円札は、2004年の5億枚をピークに、激減。今は9700万枚にとどまっている。これは、すでに発行が停止している旧5百円札の半分程度にすぎない。
しかしその一方で、沖縄県内での二千円札流通量は、年々右肩上がり。その理由のひとつが…