米国のエマニュエル駐日大使が、自衛隊施設などを視察するため、今月17日に与那国島と石垣島を訪れる方向で調整を進めていることが分かりました。
関係者によりますと、自衛隊施設の視察のほか市長や町長との面談も予定しているということです。大使の移動には米軍機が使用される予定で、県には先月24日、人員輸送を目的とした石垣島と与那国島の空港の使用届けが米軍から提出されたということです。
県は米軍に対し、緊急時以外は民間空港を使用しないよう繰り返し求めていて、今回の届け出に対しても使用自粛を求めています。
米軍は去年10月、日米共同訓練で与那国島に展開したほか、今年3月には駆逐艦を石垣港に寄港させるなど、先島諸島での活動を活発化させています。