沖縄の宮古島市にある下地島空港の旅客ターミナルが開業5周年を迎えました。昨年度の利用客数はおよそ42万人で過去最高となりました。

2019年3月に旅客ターミナルが開業し、定期便の運航が始まった宮古島市の下地島空港では、現在、東京や関西、福岡、那覇とを結ぶ国内5路線が運航されています。

みやこ下地島空港ターミナルでは、先月30日に開業5周年を記念したイベントが開かれ、周辺に住む人たちや空港を利用する観光客が、芸能のステージやもずくのつかみ取りなどを楽しみました。

下地島空港では、昨年度、コロナ禍から回復した夏場の需要増加に加え、新たに福岡線が就航したことで、旅客数が過去最高のおよそ42万人を記録しました。

【下地島エアポートマネジメント 鶴見弘一社長】
「当然、観光客の利用はあるが、地域の皆さんの交流の場としてもぜひ使っていただきたいと感じています。」
下地島空港では、3年ぶりの国際線定期便となる、韓国の仁川(インチョン)線が、来月から運航されることもあり、今年度は、さらなる利用客数の増加が見込まれています。