県議会は28日、アメリカ軍のオスプレイが飛行を再開したことに反対し、配備撤回などを求める意見書と抗議決議の案を全会一致で可決しました。

アメリカ軍のオスプレイは去年11月、鹿児島県・屋久島沖で墜落し飛行を停止していましたが、事故原因の詳細を明らかにしないまま今月14日に飛行を再開しました。

県議会では28日、飛行再開に反対しオスプレイの配備撤回や日米地位協定の抜本的改定などを日米両政府に求める意見書案と抗議決議案を審議しました。

米軍基地関係特別委員会・照屋大河委員長
「基地の運用を優先し、説明責任を果たさず、県民の命と安全をないがしろにする政府と米軍の姿勢に、地元自治体をはじめ多くの県民が強い憤りを感じている」

採決の結果、意見書案と抗議決議案は全会一致で可決されました。
この意見書と抗議決議は29日以降、日米両政府に送られる予定です。