沖縄県の内外の観光客が県内のどの地域を訪れているか、GPSデータをもとに人流を把握できるマーケティングツールが公開されました。

沖縄観光コンベンションビューローが27日に提供を開始したのは「おきなわ観光地域カルテ」。GPSデータをもとに観光客や県内客の動きを可視化する分析ツールです。
各市町村のどのエリアにいつ、どんな人が訪れたのか来訪者の居住地、性別、年代を把握することができ、自治体や観光事業者などがマーケティング戦略に活用することができます。
具体的には、人流データとイベントの開催情報を地図上に重ねて表示したり、前の月と比べて急に訪問者の増減があったエリアをランキング形式で紹介したりするなど、専門的な知識がなくても分析がしやすいように工夫されています。

この「おきなわ観光地域カルテ」は、沖縄観光コンベンションビューローのWEBサイトから、誰でも無料で利用することができます。