うるま市の陸上自衛隊勝連分屯地に発足する地対艦ミサイル部隊の発射機が、14日未明に分屯地に運び込まれました。

防衛省は、南西地域の防衛力強化を目的に今月21日、陸上自衛隊勝連分屯地に地対艦ミサイル部隊を発足させる予定です。

防衛省は今月から、部隊に関連する車両を運び込んだり、12式地対艦ミサイルの発射機などを空輸したりして準備を進めていますが、防衛省関係者によりますと3月14日午前0時ごろ、ミサイルの発射機などを搭載した車両複数台が、那覇駐屯地から公道を走行して勝連分屯地に入り、新たな部隊の装備に必要なおおよその準備を完了させたということです。

防衛省は今月30日に部隊発足の式典を開く予定です。