アメリカ軍が14日に嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を強行したことについて、玉城知事は「非常に遺憾」として日米両政府に抗議する方針を明らかにしました。

アメリカ軍が県内で行うパラシュート降下訓練は日米合意で、原則、伊江島で実施するとされていますが、アメリカ軍は3月14日に県や地元自治体が中止を求める中、4か月連続となる嘉手納基地での訓練を強行しました。

玉城知事
「訓練が繰り返し行われることを強く懸念しており、厳重に日米両政府に抗議して参りたいと考えています」

15日の会見で、訓練が強行されたことを「遺憾」として改めて訓練を実施しないよう求め、日米両政府に対して抗議する方針を示しました。

また、アメリカ軍が伊江島補助飛行場の整備状況を理由に嘉手納基地で訓練を実施していることについては「伊江島の補修が終わるまで中止するか、県外・国外での訓練を実施するべき」としています。