うるま市に計画されている陸自訓練場の整備計画をめぐって、県議会はきょう、計画の「白紙撤回」を政府に求める意見書を全会一致で可決しました。

うるま市石川に新たに陸自訓練場を整備する防衛省の計画をめぐっては、うるま市内の全自治会や玉城知事が反対を表明し、自民党県連も白紙撤回を求めるなど計画見直しを求める声が広がっています。

又吉清義県議
「県民の福祉向上、生命と財産を守る立場から下記の事項を速やかに実現するよう強く要請する。うるま市石川における自衛隊訓練場整備計画を白紙撤回すること」

3月7日午前開かれた県議会本会議で、訓練場整備計画の白紙撤回を政府に求める意見書が全会一致で可決されました。

意見書では「地元住民や県にも知らされず発表され動揺を隠せない」「住民の生活環境に影響を与えかねない」として、白紙撤回を求めています。

可決された意見書は議員を派遣して岸田総理などに手渡す予定です。