ダムの貯水率低下が止まりません。現在のペースで貯水率低下が進むと今月末には過去10年で最低だった44.3%を下回る見込みで、県企業局が節水を呼びかけています。

国や県が管理する本島内11のダムの貯水率は2月20日午前0時時点で46・8%。過去10年で最低だった貯水率44.3%が間近に迫っています。

石新実企業技監
「非常に状況は厳しい。梅雨までの期間もまだまだ長いので、降雨の状況が平年並みであったとしても貯水率はそのまま低下し続ける。是非節水に協力頂いて、少しでもダムの水を長く温存できるようにご協力をお願いしたい」

しかし20日に県企業局で開かれた渇水対策本部会議では、節水の呼びかけを強化してからも、貯水率が低下するペースに大きな変化はなく、貯水率は1日あたりおよそ0.3ポイント、じりじりと低下していることが報告されました。