パリオリンピックで悲願の金メダルを目指す女子バスケットボール日本代表を率いる恩塚亨ヘッドコーチ。今年にかける思いを聞きました。
オリンピックは特別な大会
大分県中津市出身で女子バスケットボール日本代表チームを指揮する恩塚亨ヘッドコーチ。去年11月、母校の県立中津南高校で市内外の小学生から高校生までを対象にしたバスケットボール教室を開きました。
(恩塚HC)「ここで私は頑張り抜くっていう土台を作らせてもらったんで、改めてやり抜こうっていうその気持ちを確かめることができた。日本代表である前に大分県、お世話になったふるさとの代表として戦っていきたいなという思いが強まっています」

2007年、自ら売り込んで女子日本代表のチームスタッフに加わった恩塚さんは2017年からトム・ホーバスヘッドコーチのもと、アシスタントコーチに就任。代表チームの強化に取り組みました。日本代表は2021年の東京オリンピックで史上初めて決勝に進出し銀メダルを獲得。女子バスケの歴史を塗り替える快挙に日本中が沸きました。
(恩塚HC)「私自身初めてオリンピックのベンチに入った大会だったんですが、オリンピックというのは特別な大会だなという印象です。より多くの人にインパクトを与えられるものすごく大きな大会で、選手が胸が熱くなることが本当によくわかるなということを間近で実感した大会でした」