水素を活用した燃料電池バスの実証実験が28日、日田彦山線BRTで行われ、導入に向けた検討が始まりました。
実証実験を行ったのはJR九州と福岡県、民間企業の3団体で日田彦山線BRTの添田駅から日田駅間で走行し、一般客も利用しました。実験に使用されたバスは水素と酸素を化学反応させて発電する燃料電池バスで、CO2排出ゼロの環境に優しいバスとして導入が期待されています。
利用者「今日を狙って是非1番に乗りたいと思いました。音が静かで、車内で聞こえるのは空調の音ぐらいで非常に静かでした」

実証実験は再来年の春まで実施される予定で、水素ステーションの場所やコスト面などの課題を検証して導入に向けた検討が行われます。