ASEANの社会保障分野でのハイレベル会合が28日から大分県別府市で始まり、大分の介護予防の取り組みを交え議論が交わされます。
このハイレベル会合は社会保障分野でのASEANの協力関係と人材育成の強化を目的に2003年から毎年開催されています。
別府市の杉乃井ホテルには13か国の行政官らおよそ60人が4年ぶりに対面形式で参加していて、東京や政令指定都市以外で開催されるのは今回が初めてです。
今年は介護予防やリハビリなどの推進について議論が交わされ、吉田一生副知事が基調講演で大分の先進事例を紹介します。ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合は30日まで開催され、29日は大分市や別府市の社会福祉施設で視察が行われます。