行方不明者の捜索活動などで活躍する警察犬の能力を向上させようと28日、大分市で競技会が開かれました。

嘱託警察犬は民間で訓練され、警察から依頼を受けて犯罪捜査や捜索活動に出動します。

大分市の県警察学校で開かれた競技会には警察犬のシェパードなど13匹が出場しました。このうち、爆発処理部門では6つのポーチの中から硫黄や火薬の匂いがついた2つのポーチを嗅ぎ分け正確性や集中力、訓練士とのコンビネーションなどが審査されました。

(渡辺久恵指導士)「どんな状況であっても冷静にかつ完璧に仕事がこなせるように日々人間も犬とともに練習するのみ」

嘱託警察犬は県内での犯罪捜査や行方不明者の捜索活動で10月末までに77件出動しています。