タバコの害や薬物乱用についての特別授業が大分県日出町の中学校で開かれ、生徒が危険性とともに断り方などを学びました。

日出町立大神中学校では薬物の危険性を理解してもらおうと、3年生を対象に毎年特別授業を実施しています。教室では生徒が事前に学習した覚醒剤や大麻、シンナーなど6種類の薬物について違法性や体への影響を発表しました。

そして学校薬剤師の佐藤英隆さんが薬物について詳しく解説しました。また、生徒はタバコを勧められた時にどう断るかを体験方式で学びました。

(生徒)「薬物について調べてみて案外身近なものだとわかったのでいつ誘われたりしても断れるようにしないといけないと思った」

大神中学校は今後も授業を通じて、タバコや薬物などについて学ぶ機会を作っていくとしています。