大分県別府市が計画している新しい図書館の建設工事の一般競争入札で、予定価格を上回り、成立しなかったことがわかりました。資材価格の高騰が影響しているとみられています。

別府市は現在の市立図書館が手狭になったため、2026年3月末までの開館を目指し、新しい図書館の建設を計画しています。

これに伴って市は9月に一般競争入札を実施。10月16日の期限までに市内と県外の建設会社でつくる共同企業体1者から入札がありましたが、公表されていた予定価格をおよそ6億円上回る33億5000万円が提示されたため、不成立になったということです。

背景には建築資材の高騰や労働力不足があるとみられ、市は今回の結果を検証した上で再入札を検討しています。