大分県内でも3人が症状を訴えた、青森県八戸市の業者が製造した弁当による集団食中毒の問題で、青森県の保健所は16日、食中毒の原因につながった可能性のある業者の不備を明らかにしました。
青森県の八戸市保健所は16日会見を開き、集団食中毒の推定原因を公表しました。
この問題は吉田屋が製造した弁当を食べた全国の521人が食中毒になったもので、県内でも3人が嘔吐や下痢の症状を訴えていました。
保健所は吉田屋が保管していた茶飯や酢飯・具材から黄色ブドウ球菌やセレウス菌を検出したことを発表しました。
衛生的な取り扱いが徹底されずに原因菌が付着し、米飯を冷却するまでに増殖した可能性を示し、改善を指導したということです。