捜査特別報奨金の対象事件に指定されてからの情報(9月15日~30日)は884件に急増しています。県内での目撃情報は44件、県外は684件、インターネットからは105件の情報が寄せられています。地域別では九州は125件、関東は297件、近畿は106件そのほかの地域が156件となっています。
県警が捜査態勢を強化
情報提供の件数が急増したことを受けて、県警は情報の精査作業や追跡捜査などをする捜査員の数を増員したと定例会見で発表しました。

捜査関係者によりますと事件当日、八田容疑者は職場に出勤したものの体調不良を理由に午前中で早退し、午後4時に商業施設でコップを購入していることがわかっています。この時、施設の駐車場で亡くなった大学生との間でトラブルが起きていました。
また防犯カメラの映像には被害者2人がバイクで通り過ぎた30秒後、同じ方向に向かう八田容疑者の車を確認。事故の状況や証拠からバイクに追突した時、八田容疑者の車は少なくとも制限速度の2倍にあたる時速80キロ以上出ていたとみられています。さらに現場にはブレーキ痕や避けようとした形跡がないことなどから亡くなった大学生の原付バイクをめがけて追突した可能性があることがわかっています。
県警交通指導課の安藤竜夫次席は「一日も早く被疑者を発見、確保したい。全国の皆様のご協力をよろしくお願いいたします」とコメントしています。
情報提供先:【大分県別府警察署】0977-21-2131