10月鹿児島で開催される全国障害者スポーツ大会を前に県選手団が5日、結団式を行い、結束を強めました。
新型コロナで延期開催となった鹿児島県での特別全国障害者スポーツ大会は10月28日から始まります。
県選手団の結団式には7つの競技に出場する35人が参加し、工藤哲史県福祉保健部長から県旗が授与されました。そして選手を代表しアーチェリー競技に出場する橋本浩二さんが決意を表明しました。
(橋本浩二選手)「感謝の気持を忘れずこれまでの練習の成果を発揮し大分県代表として選手団の仲間と力の限り競技することを決意します」
選手団の1人、久多良木隆幸選手は両足が義足のランナーです。去年の大会では100メートル走とジャベリックスローで優勝していて、2種目での連覇が期待されています。
(久多良木隆幸選手)「今回も金メダルはそうなんですけど、できれば自己ベストを更新して、気持ちよく終わらせたいな」
県選手団は10月26日に鹿児島県へ出発し、28日の開幕に向けて最終調整に臨みます。