大分県内ではインフルエンザの感染が急速に拡大していて、県は27日、調査開始した1999年以降、最も早い注意報を出しました。
9月24日までの1週間に県内で確認されたインフルエンザの患者数は前の週の1.69倍で、1医療機関あたり13.79人でした。注意報基準の10人を上回ったことから県は27日、注意報を出し感染対策の徹底を呼びかけています。
9月下旬での注意報発表は現行の調査が開始された1999年以降、最も早い発令です。
保健所別では中部が32人で警報基準の30人を超え、南部が22.6人、大分市が18.06人などとなっています。

一方、新型コロナの感染者数は1医療機関あたり12.52人で、前の週より減少しているものの依然、注意報水準を超えています。
