10月14日から大分県の日出生台演習場などで始まる日米共同訓練を前に25日夜、地元説明会が開かれました。

この説明会は玖珠町が九州防衛局などに要請して開いたもので、地元住民ら24人が出席しました。陸上自衛隊とアメリカ海兵隊による今回の日米共同訓練は、県内では日出生台と十文字原の演習場で行われ、国内最大規模の訓練となります。

説明会では実施時期が牧草の刈り取り時期と重なることから地元の畜産農家から不満の声があがりました。

日出生台自治委員・衛藤和秋さん「10月が一番みんなで1年分の採草をするという考えで演習場内に入っていますので、入れないということでちょっと痛いですね」

採草について陸上自衛隊の担当者は「できる限り調整したい」と答えました。訓練は10月14日から行われる予定です。