交通事故を防ぐため、大分県内一斉で自転車に対する指導取り締まりが実施され、警察官がヘルメットの着用などを呼びかけました。

秋の全国交通安全運動の一環として大分県警は県内29か所の交差点などで自転車への指導取り締まりを行いました。このうち交通量が多く、自転車事故が多発傾向にある大分市の椎迫入口交差点では、朝から警察官が自転車の利用者に対して信号無視やヘルメットの着用について指導するとともに歩道走行時にはスピードを落とすよう呼びかけました。

(県警察本部交通指導課・清松昇課長補佐)「自転車に乗るときには、万が一交通事故にあってしまったときに被害を少しでも軽減できるように乗車用ヘルメットをかぶっていただきたいと思います」

警察によりますと、県内では2019年から今年9月25日まで17人が自転車事故で亡くなっていて、いずれもヘルメットを着用していなかったということです。